tsuki.s

2025/10/17 10:51

すっかり秋めいてきましたが、今年の夏の出来事を振り返ります。


猛暑、真っ只中の8月の終わり、ヴェネツィアの友人夫婦が日本にやって来ました。

旅慣れた二人が最初に選んだ場所は私が住む町、東京でした。さて、どうする、どう選ぶ、Japans hot overtuorism 熱気もあるけど気温もヒートアップ。

彼らの目的は“私と東京を愉しむ”でした。


ひとり旅で訪れたシチリア。その景色を見るために、やっと辿り着いた端っこの小さな村で巡り合って以来、

私たちは友情の糸を紡いでいます。

2週間かけて日本を旅する二人、きっと数々の国宝や侘び寂びを満喫するであろう…

それにしても、大きくて多様過ぎる東京。

なので、旅のプロローグとしては意気込まず、自然にありのままの日常を見て頂くことにしました。神社の参拝、静かでシックな趣のある美術展、走る電車の乗客の様子や窓からの景色、普段は立ち止まらない、世界で最も有名な交差点、二人の笑顔を見ながら、空を見上げると大型ビジョンの隙間から羽田に向かう飛行機が飛んでいる、なんか面白い..


そして夕暮れ時には屋上公園のベンチでおしゃべりタイム。気がつけば、いつのまにか私も旅人の目線で東京のワクワクするエネルギーを満喫していました。

馴染んで楽しんで、リスペクトの心を持ちながら異国を旅する、私が旅先で文化や歴史を知り、その美しさや考え方に納得させられるように、二人にとって日本は思い出が詰まった玉手箱になったようです。


二人と旅した東京2days。当たり前である日常の細やかな暮らし、おもてなし過ぎる国民性、でもそれに気づいていなかったなぁ、日本の誇り、良きところだと。

 

異国人の感性を通して学ぶ..ですね。


二人の大好きな映画、ヴィム・ヴェンダースの描く東京、パーフェクト・デイズ。

彼の東京とふたりの東京、心は繋がったのかなぁ..

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