2022/12/12 16:39
昔、美術大学の学生だったわたしは、その頃「良い作品」を作ることに一生懸命でした。作品の講評会を受けるときも、作品のみを提出するだけだったので、よけいその考えが強かったのかもしれません。けれど、友人たちでギャラリーを借りて作品展をするときに、はじめて作品を額装することになりました。はじめは作品を壁にかけるためには額装したほうがいいよねくらいの気持ちだったのですが、額装の仕方や壁への展示の仕方によって作品の観え方自体が変わってしまうのを目の当たりにして、作品を観てもらう為には、作品の展示の仕方も作品作りの一部だということに気がついたのです。
tsuki.sのECサイト作りも絵を額装して、ギャラリーに展示するのと同じだと言えるかもしれません。良い商品を作ることは当たり前のこととして、それを伝える言葉や写真の画面作りも商品作りの一部なのだと思います。tsuki.sの服を少しでも色々な人に知ってもらえるようにしていきたいです。